『かけひき』後書き
叔父が言っていた『賭け』の意味も含めているので、タイトルはわざと平仮名にしました。
この作品、雑記にも書いた通り、昔書いてupせずにボツにした作品です。
ボツ時は、叔父が受けを傷つけたい為だけに結婚したという、最低な男でした。恋もさめます。
どう頑張ってもハッピーエンドにならないので、将来の自分に任せようと思い、当時はボツにしました。
そして時間が経って、読み返してみて、色々と手を加え、叔父の酷さが薄れるほどにまで書けるようになりました。
時間の力って、素晴らしい。
お気づきの方も居ると思いますが、叔父はこの後、甥のいる大学へ勤めることになります。
が、この二人の続編や番外編は、書かないと思います。
拙い小説にも関わらず最後までお読み下さり、本当に有り難う御座いました。
2014.08.28 葦原
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