『溺れる小鳥』後書き
オマケ小説なのに、こんなに長くて良かったのかと、少し不安になったりしました。
『鳥籠』の後書きで、「樋口と凪なので強めなエロは無い」と云っておきながら、あの二人にしては、そこそこエロくなれたような気がします。
性描写が物足りないと感じた方には、謝るしか有りません。
葦原は、エロくて上手い性描写と云うのが、書けないのです(汗

凪の嫉妬と、樋口のヘタレっぷりや、新しい体位に挑戦した二人を書けて、満足出来ました。
きっとこれから徐々に樋口は、バリエーションを増やして行くかと。
あ、でも凪を怖がらせまいと、増やさずに居ると云うのも、ヘタレ攻めですから有り得そうですね(笑

あの人も、名前だけだけれど、出す事が出来ました。あれから幹事長にまでのし上がったあの人は、実は樋口と仲が良いと云う設定が有ったりします。結構、似た者同士なので…(笑
樋口とあの人の会話を書いておけば良かったと、今更ながら少し後悔しております。
今回、『鳥籠』では書けなかった、樋口の刺青描写を入れてみました。
赤い鳳凰なんですけれど……似合わないと思った方も、居られるかも知れませんね。
『溺れる〜』の凪は何だか、鳥籠より大分幼くなってしまったように思えますし、不満に思える所がいくつか有るかも知れません。
面白くないと感じた方には謝罪を、愉しんで下さった方々には心の底から平伏致します。
拙い小説にも関わらず、お読み頂き、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

2005.06.03 葦原。


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